Rマドリードのアザールに退団要求!CL敗退後の笑顔で談笑にファン激怒

チェルシー戦に出場したアザール(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザール(30)に批判が殺到し、退団要求も出ているなど、不穏なムードが漂っている。

Rマドリードは欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(5日=日本時間6日)でチェルシー(イングランド)に0―2、2戦合計1―3で敗れ、欧州制覇を逃したが、その試合後にアザールが古巣チェルシーの選手と笑顔で談笑する姿を見せたことにファンらが大激怒している。

スペイン紙「スポルト」は「ベルギー人はCLの敗北の影響を受けただけでなく、試合の終わりに笑い続け、元チームメートと非常に良いユーモラスな姿を見せた。彼もまた勝者の一人であるかのように、ライバルとの抱擁に溶け込んだ。Rマドリードが2シーズン前に1億ユーロ(約131億円)を支払ったサッカー選手の理解できない態度だった」と報じた。

この日、アザールは後半44分までプレーし、得点を演出することができなかったが、試合後に見せた笑顔はファンの怒りに油を注いだようで集中砲火を浴びている。ネット上では「理解できない行動。彼はいらない」「チェルシーの選手だ」「試合に出る資格はない」「7番はもう出て行ってくれ」など、放出を求める声も高まっている。

アザールはRマドリード加入後、度重なる負傷でチームに貢献しているとは言い難い状況。今季もリーグ戦11試合出場(先発7)で2ゴールと期待に応えられていない中、空気の読めない行動で窮地に追い込まれたといえそうだ。

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