女子ゴルフの国内メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」初日(6日、茨城・茨城GC東C=パー72)、西郷真央(19=大東建託)が6バーディー、2ボギーの68で回り、首位と2打差の4アンダー、3位と初優勝に向けて絶好のスタートを切った。
16番パー4では残り146ヤードの2打目を70センチにつけるなど、ショットが冴えた西郷は「バーディーパットをたくさん打つことができて、安定したプレーができたかなと思います」。最終ホールとなった9番パー5では4メートルのバーディーパットがカップに嫌われたが、最後までチャンスをつくり続けた。
一昨年のプロテストに現役高校生として合格した3人のうちの一人。昨年2勝の笹生優花(19=ICTSI)に続き、先月には山下美夢有(19=加賀電子)も初優勝を飾り、同世代で未勝利は早くも西郷だけとなった。
それでも、焦りはなく「私も頑張ろうとかそういうのはありません。彼女は彼女、自分は自分なので、やるべきことを積み重ねていくだけだと思います」。
今週も初日が終わったばかり。「まだ優勝とかは意識していません。目の前のことに集中しています」。冷静に4日間の戦いを見据えている。