【新型コロナ】6日の神奈川県所管域 30人感染、変異株は77人判明

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は6日、県所管域で新たに10歳未満~80代の男女30人の感染が確認されたと発表した。いずれも軽症または無症状で、18人の感染経路が不明という。

 年代別の内訳は、40代が8人、10代6人、50代5人、60代4人、70代3人、10歳未満・20代・30代・80代が各1人。

 クラスター(感染者集団)が発生している県平塚保健福祉事務所管内の民間病院で新たに入院患者1人の陽性が判明し、感染者は計24人となった。

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 県は6日、県内で既に発表されている新型コロナウイルス感染者のうち、新たに10歳未満~80代の男女77人が変異株に感染していたと発表した。県内の変異株感染者は千人を超え、1001人となった。

 今回発表された77人のうち、重症者は確認されていない。16人が英国株の疑いと判明し、他61人は検査中としている。

 黒岩祐治知事は同日、記者団の取材に「5日時点の変異株検出率は47.5%。3月が9.8%、4月は43.2%とかなり増えている。年齢別でも30代以下が54%と半数を超え、注意が必要だ」と述べた。

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