石川佳純がアニメに!「外見偏重、誹謗中傷」に立ち向かう…池江璃花子復帰に続く第2弾公開

アニメになった石川佳純(上段中央)

卓球女子日本代表の石川佳純(28)やバレーボール女子日本代表「火の鳥NIPPON」の選手ら6組のトップアスリートが、スキンケアブランド「SK‐II」の動画に登場し、早くも話題を呼んでいる。

同社の公式ユーチューブチャンネルで1日に公開された動画は、「万引き家族」など数々の受賞歴を誇る是枝裕和監督(58)が競泳・池江璃花子(20)の復帰を描いた作品に続く第2弾。

「3月末に公開した前作は、1か月あまりで2000万回近く再生され、業界でも話題です。近年、企業がショートフィルムのような動画を制作するのがトレンドですが、商品が一切登場せず、観る者に感動すら与えるドキュメンタリー作品に仕上がっていて、同業ながらアッパレです」と、広告関係者は肩をすくめる。

今回公開された第2弾は、アニメーションと実写を融合させた全6篇。世界のトップアスリートらがさまざまなプレッシャーに立ち向かい、乗り越え、運命を変えていく姿を、実体験に基づく物語として表現。女性アスリートが経験することの多い、〝美しすぎる選手〟といった外見偏重やSNS上での誹謗中傷など、6つをテーマにしている。

いずれもまさに今の女性たちが抱えるプレッシャーだが「本動画の構想は3年前です。当社では2016年から〝#CHANGEDESTINY~運命を、変えよう。〟というブランドテーマのもと女性たちを応援してきました」(SK‐II広報)という。

プレッシャーとの闘いをテーマに描かれた石川は「卓球をはじめて21年目になるが、今の目標は楽しみながら卓球をすること。その先に自分が待つ、楽しみにしている運命があると思っています」と語った。

アニメだけでなく実写シーンもあり、「いい表情していて演技もイケるんじゃ?」など、SNS上で盛り上がりを見せている。

ちなみに、東京・原宿で今後開催予定のポップアップストア内では、試合とは異なる表情の石川の写真も展示される。

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