【ワールドLサロンパス杯】菊地絵理香が目指す「悲願のメジャー初制覇」と「夫婦で連勝」

菊地絵理香

女子ゴルフの国内メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」初日(6日、茨城・茨城GC東C=パー72)、ツアー3勝の菊地絵理香(32)が終盤の6ホールで4バーディーを量産、68のラウンドで4アンダーの3位と好発進した。

タイトルこそないものの、国内メジャーでたびたび優勝争いを演じてきた〝メジャー女〟は「そう呼ばれるのはうれしいんですけど、いつも土壇場で崩れているんで自分ではいいのか、悪いのか…」。

それでも、結果が出ているのは事実。「今週はグリーンが速くて硬いので、ワクワクしながらスタートしました」とメジャーの厳しいセッティングがモチベーションを高めている。

先週の男子ツアー「中日クラウンズ」で優勝した岩田寛(40)のバッグを担いでいたのが夫の新岡隆三郎キャディー(48)。一昨年末の結婚後の初Vは「私は一滴も飲んでいませんけど」と赤ワインに祝福した。

今週は妻の番。「流れというか、いいものには私も乗っかりたいですね。初日をいい位置でクリアしたいと思っていたので、それはできたかなと思います」。夫婦で2週連続Vを果たし、真のメジャー女へ進化する。

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