ひとりでも気軽に沖釣りへ 乗船マッチングサービスnoriai 沖縄のITベンチャー、スイベルが開始

©株式会社沖縄タイムス社

沖釣りマッチングサービス「noriai」をPRするスイベルの大城仁代表=4月30日、沖縄タイムス社

 ITベンチャーのスイベル(糸満市、大城仁代表)は6日から、沖釣りの乗り合いマッチングを実現させるウェブサービス「noriai(ノリアイ)」を始めた。船の利用希望者をネット上で結び付けることで、一人でもスムーズに他の釣り人と乗り合って沖釣り船を利用できる。船主側にも乗船率を高められる利点がある。県内を対象にサービスを始め、年内には全国展開を目指している。スイベルによると、全国初のサービスという。

 沖釣りの乗合船は他人同士が一つの船に乗る。出港に必要な人数を集めないと利用できなかったり、船情報が各社バラバラで欲しい情報が探しにくかったりしていた。

 船主側は口コミや会員制交流サイト(SNS)などで集客を呼び掛けるが、農林水産省の遊漁採捕量調査(2008年)で全国の遊漁船の稼働率は20%を切っており、釣り人とうまくマッチングできていない課題があった。ノリアイによると、県内には沖釣り船が約750隻あるという。

 利用者はノリアイのウェブページで日程と釣法を検索すると、集合場所や1人当たりの利用価格、船主の電話番号など予約に必要なの情報を得られる。3月からテスト運用を始め、船長13人の情報が登録されている。

 現在は、船長も釣り人も無料でサービスを利用できる。今後、ノリアイで出港につながった船長からサービス利用料を得る計画。

 大城代表は「釣り人と船主の双方がハッピーなシステムを構築することで、釣りがもっと身近なものになってほしい」と期待した。

 ノリアイのホームページはhttps://www.noriai-fishing.com/