NHK党の立花氏が高樹沙耶氏に「大麻推進党」で出馬オファー! その回答は――

高樹沙耶氏

NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)の立花孝志党首(53)が6日、ツイッターで元女優の高樹沙耶氏(57、本名・益戸育江)に国政選挙への出馬を打診した。

「高樹沙耶さん、大麻推進党で立候補してくれないかな?」

高樹氏は医療用大麻の合法化を訴え、16年の参院選に新党改革から出馬も落選。同年、大麻を所持していた大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕され、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けていた。その後も持論の大麻合法化をSNSや講演の場で、訴え続けている。

立花氏は次期衆院選や来年の参院選で、複数の政治団体を傘下に置く「諸派党構想」(特になし党)を進めており、ワンイシューを掲げる政治団体と代表者探しに奔走している。

この構想を伝え聞いた高樹氏は「大麻推進派で勇気ある方はいかがでしょう!」と呼びかけるや、立花氏はすぐさま冒頭のセリフで、高樹氏に出馬をオファーしたワケだ。

これに高樹氏も即レス。「今は有事なので私のような人は平時の炎上キャラぐらいが適当かと! お花畑の私はあの世界きついわー」。参院選で政治の世界を垣間見ているだけに難色を示したかに見えた。

ただ、簡単に引き下がる立花氏ではない。「大麻推進の方が私のところにも陳情に来てくれているので、大麻推進党 誰か探してみます。もし気が向いたら連絡下さいませ」と返信した。

大麻を巡っては、世界では医療用どころか嗜好用としての解禁が進んでおり、米ニューヨークでの合法化は大きな話題となった。日本ではいまだ大麻解禁の議論は消極的で、話題にすることすら、はばかれる状況にある。

立花氏に聞いた。「高樹さんとは参院選に出る前から大麻解禁で活動しているのを知っていて、交流がある。高樹さんは諸派党構想を初めて知ったというレベルで、どういう仕組みなのかもわからないと思うが、興味はたぶん持っていると思う」と話し、今後、口説き落としたい考えだ。高樹氏の2度目のチャレンジはあるのか――。

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