W杯アジア予選ミャンマー戦は開催できるか…反町委員長「情報が入ってこない」

情勢不安の続くミャンマーは代表チームを編成できるのか(ロイター)

日本サッカー協会の反町康治委員長(57)は日本代表が臨む2022年カタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(28日、千葉)の開催可否について「こっちが聞きたいぐらい。本当に分からない」と困惑した表情を見せた。

ミャンマーは軍事クーデターの影響から国内情勢が不安定とあって本当に代表チームを編成し、来日できるかも微妙な情勢だ。同委員長は「情報が入ってこない。わかれば対応するが、入ってこない」とし「AFC(アジアサッカー連盟)は発表しているので、ミャンマーは試合をする意思があると捉えている。それに向けて準備をしている。情報があれば教えてほしい」と語った。

日本はここまで2次予選5連勝で9月から始まるW杯アジア最終予選進出に王手をかけている。またミャンマー戦の開催予定日は、国際サッカー連盟(FIFA)が定めた国際Aマッチデーではないため、Jリーグが開催中。オフシーズンに入った欧州組でチーム編成するプランも出ており、代表メンバー選考の行方も注目されている。

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