【注目ライバー前編】ミクチャとのコラボイベント第3回で見事1位に輝いたのは歌姫・ゆきだるま

動画共有サイト「ミクチャ」上で2~3月におこなわれたジェイタメとの第3回コラボイベントで見事ポイントランキング1位に輝いたのは、ゆきだるまさん。ミクチャイベントでは常連の歌うたい系ライバーの今とこれからを3回にわたって聞いてみた。(前編)

──自己紹介を

ゆきだるま(=以下、ゆき):ゆきだるまです。ミクチャで配信を始めて2月で2年になりました。

──今回、ジェイタメのイベントで見事1位に輝いた

ゆき:正直、1位になれるとは思っていなくて。3位だったVtuberの方がとても可愛いらしくて。前のイベントではかぶって圧倒的に負けてしまったんですよ(汗)。でも、1位の可能性を捨てずに最後まで頑張ろうと! そうしたら最後の最後でミクチャ人生初めて10万ポイントアイテムをいただいて!

──びっくりだった?

ゆき:1位に「わあ!」ってなって(笑)。しばらくお休みしていた期間があって大きなイベントで優勝できたのは久々だったので余計に思い出に残るイベントになりました。

──ミクチャでは、どんなライブ心がけていますか?

ゆき:ライブは「人」がやることなので、ちょっとしたプライベートで何かあったら感情に出てしまって微妙にテンション違うかもしれないけれど、一応エンターテイメントだから楽しませるっていうのが大前提だと思っています。言葉を切り返したり、このタイミングで盛り上げようとか、リスナーさんを楽しませることをやっています。歌がメインなのですけれどね!

──歌ってみた系の?

ゆき:ミクチャに使用OKな音源があって、それを使わせてもらって歌っています。

──これまで歌ってきた中で一番、心に残っている歌は?

ゆき:あるリスナーさんから「大切な人をなくしてしまって元気がない」というコメントをいただいた時に、手島葵さんの「明日への手紙」とコブクロさんの「蕾」歌ったんです。みんなシンとしちゃったんですけれど、後日「良かったよ」とコメントいただいて。私の歌で涙を流してくださるリスナーさんがいてくれて「うれしいな」と思っています。ほかに歌って思い出深いのは、SEKAI NO OWARIさんの「サザンカ」という曲にはミクチャで活動していくうえで背中を押されましたね!

──歌うことにどう向き合ってきた? きっかけなどあれば

ゆき:正直、学生のころは「自分はうまいんや!」と鼻高々だったんです(笑)。ですが、19歳から事務所に所属してミュージカルやライブに出させていただく機会があったときに、周りの方がレベルが高すぎて! 初めて知りました「自分で初めてうまくないや…」って(笑)。でも、「何が違うんだろ?」って向き合う瞬間があったのがよかった。ただ歌詞を覚えるだけじゃなく、人生経験や歌詞の意味を読み込んでいるんですよね、上手い人たちって。そのうえで「ここはこういう強弱をつけよう」とか「こういう息遣いで」とか、自分の経験を入れて感情を乗せるという作業をやり始めてからは、私の歌に対するまわりの評価が変わりましたね。「向き合い方が変わってきたね!」って言われました。

■ゆきだるま 7月14日生まれ。関西出身「鹿児島と大阪のハーフです」。ゆきだるまの由来は「名前に『ゆき』がついているから」。

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