おすすめ度:
所要時間の目安:20分から30分(階段に多少時間がかかる、休憩によって時間が変動)
円覚寺の境内にある洪鐘と弁天堂。長い階段を登った先にあり、小高い丘にあるので景色が綺麗。
天気が良ければ富士山も望めます。
ここでは洪鐘や弁天堂の見どころや歴史、弁天堂茶屋のおすすめメニューを紹介していきます。
ひとみ願い事が叶うと言われる弁天堂。かえるの絵馬に祈願するのも楽しいですよ♫ ## 洪鐘と弁天堂に行ってきました!
洪鐘までは、長い階段を登ります
国宝の洪鐘に行く階段は、少しだけわかりにくい場所にあります。円覚寺の三門を背に右側の端っこの方にあります。
私は何度か円覚寺に訪れていましたが、いつも洪鐘は見た気持ちになっていて見ていなかったという…。気をつけて見ていないと見落としちゃうので気をつけてくださいね(^^;)
長い階段を登ります。この写真の3倍くらいの長さがあります。時間にすると10分くらいかな?
入り口でおじちゃんおばあちゃんの団体さんがいたんですが、階段がしんどそうと言って断念していました。ちょっと大変ですが、よほど体力に自信がない人以外は大丈夫だと思います。
弁天堂の見どころと歴史
階段を登り切るとすぐに見えてくるのが、洪鐘弁財天を祀る弁天堂。ご神体は「洪鐘大弁才功徳尊天」様。まずはこちらにお参りしましょう。
江ノ島弁財天の加護によって洪鐘の鋳造が完成したので、「弁才天に祈願すれば願いが叶う」と言われています。
毎年11月28日に祭礼が行われ、60年に一度己の年に江ノ島弁才天と盛大に大祭りが行われています。
国宝 洪鐘の歴史
弁天堂のすぐ近くに洪鐘があります。こちらは関東で最も大きい洪鐘で、高さ259.5cmもあり国宝に指定されています。
この洪鐘は北条時宗の子供の貞時が、国の平和を願い鐘を造ることを鐘物師に命じました。でも鐘造りがうまくいかず、江ノ島弁天様に7日間参拝したところ、ある夜夢の中で「円覚寺の白鷺池の底を掘ってみよ」というお告げがありました。
その通りに池の底を掘ってみると、池の底から龍頭形の金銅の塊を発見。それを鐘造して造られたのが、この洪鐘と言われています。
この霊験に感激した貞時は江ノ島弁天様を洪鐘の神体として「洪鐘大弁才功徳尊天」と名付けて弁天堂を建立しました。
現在白鷺池は円覚寺の境外、北鎌倉駅の線路の向う側にあります。白鷺池周辺は普通に見ることができるので、お散歩してみるのもいいですね。
弁天堂にはかえるがいっぱい♫
弁天堂にはかえるの絵馬、かえるのおみくじ、かえるのお守りなどかえるが沢山います(実物のかえるは見かけませんでした)。
願いが叶う、いい運気を持ち帰る、とかえるがかけられているとかなんとか。という理由で、縁起物がかえるなんですね。
絵馬は2種類
絵馬はしゃもじ形と、かえる型の2種類あります。このかえる型の絵馬は奉納してもいいですし、お腹に願い事を書いて持ち帰る事もできます。可愛いので、持ち帰りたくなっちゃいますね。
おみくじもかえる
おみくじはカエルの大開運おみくじと、カエルの人形の中におみくじが入ってる「かえるおみくじ」が。かえるおみくじの人形は、持ち帰ることができます。
夢みくじには、なんと大々吉が入っています!出たら、超ラッキー!
お守りもかえる
**
**お守りは数種類あります。福々かえるの他に、金運かえる、癒しの鈴守り、仕事守りなど。せっかくならかえるを持ち帰りたい。
弁天堂のご利益
弁天堂のご利益は、開運招福、厄除け、商売繁盛、事業繁栄、家内安全、諸縁吉祥、合格祈願、技能上達、延命、利生、母子擁護。願いが叶う弁天様です。
弁天堂の御朱印
参拝する場所の横、お守りが販売されている場所で御朱印を受け付けています。弁天堂では2種類の御朱印を頂くことができます。
- 洪鐘弁財天
- 開運弁財天
御朱印帳もオリジナルのものがあり、虎が描かれた和柄でシックなものです。その他にもお札や、蛙香炉円覚寺紋入りなども販売しています。
弁天茶屋は、開放感が最高
お堂の奥にある弁天茶屋では、甘味や軽食を楽しむことができます。
おすすめメニュー
- 弁天ベジカレー
- 二色団子
- 白玉あずき
- 抹茶
- 甘酒
他にもそぼろ弁当や田楽、おでん、サイダーなど食べ物も飲み物が充実しています。円覚寺には佛日庵でも抹茶を楽しめますが、弁天茶屋は唯一高い場所にあるので開放感があります。
ちょっとわかりにくいですが、富士山です。めちゃくちゃ大きく見えるわけではないですが、やっぱり富士山が見えると感動します。頑張って階段を上がってきた、ご褒美ですね(^^)
洪鐘と弁天堂の見どころ まとめ
弁天堂への道は少し大変ですが、登った時の達成感があります。そしてお願いごとも頑張って行ったからこそ願えます。
ぜひ弁才天様にお願いごとをして叶えてもらいましょう。そして可愛らしいかえるも、いい運気と一緒に連れて帰ってくださいね。
こちらの記事も参考にどうぞ♫
https://kamakura-life.net/enkakuji-2/
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