人気の梅酒「CHOYA」から、梅酒作り体験ができるカフェ「梅体験専門店 蝶矢」の2号店が鎌倉 御成町にオープンしました。
「梅体験専門店 蝶矢」は京都に第1号店がある、人気体験型カフェ。
実際に梅酒作り体験をしてきたんですが、作る前のテイスティングの時から最後までとっても楽しかったです!
そしてCHOYAさんの梅へのこだわりが凄い!
ここでは「梅体験専門店 蝶矢」の体験談やメニューなど詳しく紹介していきます(^^)
蝶矢のインスタグラムをチェック!
instagramを見てみると既にかなり人気なのがわかりますね。
「1粒から楽しむ、100通りの梅体験」ができる梅酒体験とはどんなことをするのでしょうか?
鎌倉「梅体験専門店 蝶矢」に行ってきました♫
蝶矢へのアクセス方法
JR鎌倉駅西口を出て御成通り商店街入って直ぐの、ココハウスさんの手前の角を右に曲がると奥の方に見えてきます。駅から徒歩2分ととても近いんですが、少し奥まった場所にあるので注意です。
ドライブは、駐車場予約が便利!
鎌倉は土地柄的に駐車場が少なかったり、無い場所が多いです。
あったとしても満車で入れない…なんて事も。
もし不安がある方は【akippa(あきっぱ!)】 【特P(とくぴー)】 【軒先パーキング】などの駐車場事前予約サイトで、行く場所の駐車場を予め駐車場を予約しておくと便利!当日は確実に駐車できて安心ですよ(^^)
蝶矢の詳細
住所神奈川県鎌倉市御成町11-7-1F電話番号ー営業時間ーアクセスJR鎌倉駅西口から徒歩2分公式ホームページ公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/choyaume_taiken/
※「営業時間が違う」「閉店している」など、記載内容に間違いがありましたら『記事修正リクエスト』よりご連絡ください。
お店の様子
ばーん!趣のある日本家屋。
元々ここにあった古民家をリフォームして造られたそうです。
店内は白を貴重とした清潔感があります。
奥の壁には梅酒がどうやって熟成していくのか、変化していく瓶が飾られています。
お庭は椅子があり座れるようにもなっていますが、テイクアウトの人は基本は見る程度だそうです。
お庭中央には梅の木があり、小さいのに実を付けていてとても可愛らしかったです。
紀州の南高梅。獲れるのは6月なので、この時期しか見れないのかも。
ではでは、早速梅酒作りが開始していきます!
まずは、ボトルを選びます
ボトルは
- S(ドリンク1杯分)1000円
- M(ドリンク3杯分)2000円
- L(ドリンク6杯分)3000円
ボトルサイズが大きいほどお得感ありすが、Mサイズが一番人気だそうです。
最初は皆さんMから始まるけど、やっぱりLになって、そして色んな梅酒を作るようになってどんどんハマって行くそうです。
梅シロップでテイスティング
まずは梅シロップをテイスティングして、好きな梅を見つけます。
- 完熟南高(スタンダード)
- 白加賀(スタンダード)
- 有機南高(プレミアム)
- MK14(プレミアム)
- パープルクイーン(プレミアム)
プレミアムは、S30円、M90円、L180円と値段が違います。
ひとつひとつ味見できて、詳しく梅の説明をしてくれます。梅の特徴を書いた表と合う砂糖やお酒も記載してあるのでわかりやすいです。
蝶矢の梅キットの梅は、全て生のものを冷凍したもの。
シロップなどで漬け込んでいない、フレッシュなもので柔らかくて食べやすいものです。
完熟南高
蝶矢で一番人気!
完熟南高は和歌山県田辺産で、日本の梅の6割がここで生産されています。
味は馴れ親しんだ定番の美味しい梅の味で、華やかな甘さと酸味も感じられて美味しいです。
完熟南高は収穫する時期にとてもこだわっていて、通常梅は青い段階で収穫して流通するのですが、完熟南高はしっかりと完熟して色付いてから収穫。
そうする事で、より甘くて美味しい梅が楽しめるそうです。
完熟した梅は直ぐに痛んでしまうので、一日程度しか日持ちしません。蝶矢さんでは完熟の状態で収穫後、直ぐに急速冷凍するので美味しさが保たれるそうです。
完熟南高の扱いは大変なので通常農家さんは嫌がるところを、蝶矢さんが説得して完熟南高を納品してもらえるようになったそうで、物凄い苦労とこだわりを感じますよね。
白加賀
群馬県産で、江戸時代から関東では昔から愛されてきた梅です。
実は群馬県は梅の生産量2位。パリッとした歯応えと、桜の様な香りが特徴的な梅です。
有機南高
完熟南高と同じ南高梅ですが、こちらはオーガニックのもの。完熟の1週間から2週間手前で収穫するので、完熟梅酒とはまた違った味や食感が楽しめます。
有機南高が甘味と酸味のバランスがとれていて、味が濃くて、個人的には1番美味しかったです。
NK14
草のような香りや、少し苦みや薬草漢方の様な味がして個性的。まだ生産量が少なく、とても珍しい梅です。
このちょっと変わった名前の由来は、この梅は南高梅(N)と福井県の剣先(K)という梅を交配して作られた品種。14回目に交配されたものが良かったので、南高梅と剣先と14を取って「NK14」と命名されました。
南高梅は自家受粉が出来ないので、生産が安定しないのが悩みでした。それを剣先と交配させる事で自家受粉できる様になり、安定した生産が出来るようになりました。今後注目の梅です。
パープルクイーン
実が小さいので種の旨みまで抽出できます。こちらもあまり流通していない珍しい梅。さくらんぼの様な香りがして、まるで杏仁のようなので中華料理との相性も抜群。
シロップやアルコールに漬け込むとピンク色になるので、可愛らしいシロップやお酒が出来上がります。
甘酸っぱく酸味を感じるので、サッパリとした味が好きな人におすすめ。個人的には2番目に好きな味でした。
季節の梅も登場!
紹介したもの以外にも2ヶ月に1回、その時期限定の梅が登場します。年に5.6回現れるので、珍しい梅酒を作りたい人は要チェックです。
梅を選び終わったら、次にシロップやお酒を選びます。
砂糖を選ぶ
こちらも完熟南高を漬けたシロップをテイスティングして、好きな砂糖を選んでいきます。
- 氷砂糖(無料)
- てんさい糖(無料)
- こんぺいとう(S50円、M150円、L300円)
- はちみつ(S50円、M150円、L300円)
- 有機アガべシロップ(S50円、M150円、L300円)
氷砂糖
何にでも合う、一番スタンダードで癖のない味。
てんさい糖
北海道産のてんさい糖。黒糖やサトウキビの様な香りがしますが、黒糖よりか甘すぎずスッキリとしたコクがでます。牛乳で割ると美味しいそうです。
こんぺいとう
作る工程で砂糖を煮て転がして作るので、少しだけ香ばしい香りがありますが、味はほぼ氷砂糖と一緒です。とにかく梅と一緒に入れると可愛いので、インスタ様など素敵な写真を撮りたい人はこんぺいとうがおすすめ。
こんぺいとうの色は薄く優しい色味なんですが、これは着色料ではなく植物の色素でつけられているから。CHOYAの梅酒は全て無添加だそうです。
はちみつ
アルゼンチンのはちみつで、香りが強い為アルコールとよく馴染むそうです。はちみつ梅酒という商品が販売されているくらいですから、相性がいいのもわかりますね。甘めのお酒が好きな人におすすめ。
有機アガメシロップ
メキシコ原産で血糖値の上昇を抑える事が出来るので、健康志向の人に人気のシロップ。スッキリとした甘味があります。
個人的には、アガメシロップが一番のお気に入りでした。テキーラの原料になっているアガベシロップは、ジンと合わせると相性がいいそうです。
お酒を選ぶ
こちらはティスティングは流石にありませんでした。
お酒によって、かなり味が変わりそうです。未成年はお酒を選ぶ工程はないので、梅シロップができます。
お酒は全てS250円、M500円、L750円です。お酒はここで買っても後で自分で買って追加することも可能です。
ウォッカ
ホワイトリカーなどと同じ甲類焼酎。無味無臭で、ウォッカで漬けると梅の味を強く感じられます。
ジン
スッキリとした味わいになります。
ホワイトラム
お菓子作りにも使われる甘い香りのお酒
ブランデー
深みがあり、短期間漬け込んだだけで長期間漬け込んだ様な味わいになります。
梅酒を作っていきます
ボトル、梅、砂糖、お酒を選んだら、梅酒作りの工程に入ります。
私が選んだのは、Mボトル、有機南高、こんぺいとう、ジン。完全サッパリとした梅酒狙いです。
こんぺいとうは可愛いので選びましたが、パープルクイーンでピンクのお酒にして、こんぺいとうを入れるのも可愛いかもしれないですね。
パープルクイーンとアガメシロップも迷ったんですが、また次回にしたいと思います!
耳かきの様なものでヘタをとります。するっと簡単にとれちゃいます。
そしたらあとは梅とこんぺいとうを交互に入れて、お酒を入れるだけ。
1時間くらいでできます。
やっぱりこんぺいとうにしてよかった!めちゃくちゃ可愛い♡これは愛着出まくりですね。
こんぺいとうは5分くらいすると溶け始め、次に日にはほとんど無くなってしまいます。
持って帰って2週間の間は、毎日ゆっくりと回してかき混ぜます。そして1ヶ月熟成させたら完成です。
お酒はもっと熟成させてもOK!シロップはできたら冷蔵庫で保管した方がいいそうです。
梅酒は箱と袋に入れてもらえます。
袋はちゃんと長いもので、箱が転倒しない様になっているので帰ってもお酒は漏れていませんでした。
そしてマイボトルシートも付けてくれます。今日選んだものが一目瞭然。次回購入する時に役立ちそうです。
そしてマイボトルシートにLINE@のお友達登録があるんですが、ここでわからない事は相談できます。
1日5本超限定!限定熟成の梅酒も♫
1日5本限定で販売されている、限定熟成梅酒。
500mlで2,700円(税別)とお高めですが、京都店では午前中で売り切れてしまうことがあるくらい大人気。
450種類の原酒の中から、梅マイスターが一番状態のいいものを1種類選んで作った特別な梅酒です。
お店で接客してくれた梅マイスターの菅さん達が、みんなで丹精込めて作っているそうです。
梅体験の予約方法
梅体験の予約は、公式ホームページのみで可能。メールや電話では予約できません。公式サイトへ>
2週間前から前日までの予約が可能。当日予約も可能ですが、空席がある場合に限り、店頭で先着順です。
蝶矢梅キットは持ち帰りもOK!
蝶矢梅キットは店内手作り体験もできますが、キットで持ち帰って家で作ることも可能です。
梅は冷凍なのでドライアイス(200円)、お酒を持ち帰る時は容器代として+100円で持ち帰ります。
梅が溶けると味が変わってしまうので、2時間以内に梅酒や梅シロップの作成に入ってください。
ちなみに専用ボトルを持っている人は、材料の購入も可能なので何度でも楽しむことができます。
ボトルがあれば半額くらいで作れるので、とってもお得。
テイクアウトもあります♫
店内入ってすぐにある、テイクアウトカウンター
梅シロップを使ったホットドリンク400円
- お湯割り
- 紅茶割り
- 緑茶割り
梅シロップを使ったアイスドリンク500円
- 水割り
- ソーダ割り
- 紅茶割り
- 緑茶割り
一番人気はソーダ割り。紅茶割りはレモンティーのような酸味を感じる清涼感。緑茶割りも爽やかな酸味が癖になるようで、海外の人に人気だそうです。
ソーダ割りを飲んでみました♫
私も一番人気の梅シロップのソーダ割りを飲んでみました。最初は二層になっているので、よくかき混ぜてから飲みます。
サッパリとしていて、完熟南高梅の甘さを感じます。途中梅を潰しながら飲むと、より梅の味が濃くなって美味しいです。
最後は梅をパクリ♫実は柔らかくて食べやすい、そして酸っぱい!でもせっかくなら梅を味わい尽くすのがおすすめです。身体にもいいですよ。
梅体験はめっちゃ楽しい!
「1粒から楽しむ、100通りの梅体験」は選ぶところから始まって、作るもの、熟成を待つのも、全ての工程が楽しかったです。
梅シロップにすればお子さんでも作れます。店頭には台があるので、4歳くらいのお子さんから作れるそうです。
友達や家族や夫婦、カップルでも、楽しめる梅体験。ワイワイ選んだものを熟成させて、頂く時にはなんだか愛着が湧いて名残惜しくなってしまいそうですね。1ヶ月後が楽しみです!
長年愛されているCHOYAの梅酒が、自分好みにカスタマイズして飲める日が来るとは。梅体験とても楽しいので、ぜひやってみてくださいね(^^)
https://kamakura-life.net/lunch-3/
https://kamakura-life.net/spot/