「粉の日」のあと黄砂飛来のおそれ

きょう5月7日は語呂合わせで「粉の日」です。
小麦粉等、食料としての粉の有用な利用方法等をアピールする日だそうですが、今週末は小麦粉よりも厄介な砂、「黄砂」が列島にやってくるおそれがあります。
大陸ではきょうも観測されており、視程(見通し)が2キロから5キロくらいになっている所がありますが、2キロから5キロくらいというのは、車や洗濯物などの表面への付着が目立ち始めるくらいの濃度になっている可能性があります。
日本における黄砂は春に観測されることが多く、今年は3月に広い範囲で濃い黄砂が観測されました。
今回は全く来ない可能性もありますが、今夜遅くから土日にかけては、念のため西日本から北日本の広い範囲で注意が必要です。

気象予報士・多胡 安那

画像について:8日午前6時の黄砂の予想。

© 株式会社ウェザーマップ