「ゴマすり」「イメージアップに必死」”吉本ヨイショ特番”に批判噴出!

田村淳

闇営業問題などがあった大手芸能事務所「吉本興業」を特集した日テレのバラエティー番組が、ネット上でしらじらしい反応を受けている。

ゴールデンウイーク中の5日、人気バラエティー番組のコラボ特番「1周回って知らない話&今夜くらべてみました『芸能界の気になる』合体3時間SP!」を放送。その中で、田村淳、後藤輝基、東野幸治らが出演し、それぞれが吉本に対する印象などについてトークを展開した。

淳は「困ったことがあったらまず岡本(昭彦)社長に連絡する」と話し、ギャラ事情については「なんで吉本が、取り分の割合を勝手に決めるのかずっと聞いていた」「20%ずつくらい上がっていった」と明かした。

これに後藤は「えー! そんなに!?」と驚きながらも「(闇営業)騒動の後に割合が明確になり、納得した」などと語った。

また、芸人とマネジャーの関係性を掘り下げ、東野のマネジャーや、優秀で評判だという「チョコレートプラネット」「マヂカルラブリー」のマネジャーを紹介するなど、さながら“吉本ヨイショ特番”だ。

だが、あまりに露骨な“アゲアゲ内容”にSNS上には「吉本へのゴマすり番組だ」「イメージアップに必死だな」などのコメントが相次ぎ、逆に評価を下げる結果になってしまっている。

ある芸能プロ関係者は「さすがに宮迫博之は難しいでしょうが、3月で退所したばかりの加藤浩次は、闇営業問題でエージェント契約をつくるきっかけになったので出演させてもよかったのでは。そこで忌憚のない意見を言ってもらって、笑いに変えたほうが吉本らしさが出てイメージは向上したはず。もっとも吉本上層部に忖度すれば、加藤も難しいのかもしれませんが…」と指摘する。

吉本にホワイト企業のイメージがつくのは遠そうだ。

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