「山尾志桜里氏は倉持氏の家で何をしていたのかを説明すべき」NHK党の立花氏が議員辞職迫る

山尾志桜里氏

NHK受信料を支払わない方法を教える党(NHK党)の立花孝志党首(53)が7日、定例記者会見で、国民民主党の山尾志桜里衆院議員(46)に対し、「国会議員は辞めた方がいい」と断罪した。

山尾氏は国会議員に配布されているJR無料の通行パスを私的使用し、倉持麟太郎弁護士(38)の家に訪れていたことなどが先月末に週刊文春で報じられた。

これに山尾氏はツイッターで「公私の別を大切にしている自分として、その区別が曖昧にみえる行動をとるのはよくないと深く反省しています」と説明。今後は都内の移動時に議員パスを使用しないと明言したが、倉持氏との関係については触れられなかった。

立花氏は議員パスについて、自身も一昨年の参院議員時代(2か月)に私用目的で使ったことがあると振り返る。

「(私的利用できないことは)知らなかった。むしろ電車に乗っていることをアピールした方が庶民感覚があると。ただ、酔っ払いに絡まれるので、使わなくなった。(議員は公私が曖昧なため)プライベートでも使ってもいいと個人的には思っている。ほとんどの人が私用で使っているんじゃないか」と議員パスの問題は、氷山の一角とした。

そのうえで「山尾さんには(私的利用は問題ないと)言い返してほしかったが、謝るんだったら、きちんと謝罪してほしかった。倉持さんの家に行って、何をしていたのかを国民は聞きたい。なんでそこを隠すのかと。肉体関係はありません、あるので半分プライベートですとか、言わないといけない。それを紙一枚(の釈明で)でズルい。そんなことだったら国会議員は辞めた方がいい」と詳細な説明を避けた山尾氏には、議員辞職を迫った。

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