猪木氏が動画チャンネル登録者数10万人到達でメッセージ「みんなと一緒に旅ができたらいいなあ」

闘病中の猪木氏がメッセージ

闘病中の〝燃える闘魂〟アントニオ猪木氏(78)が7日、自身のユーチューブチャンネル登録者数が10万人に到達したことを受け、メッセージを送った。

動画でまず恒例の「元気ですかー!」と叫んだ猪木氏は続けて「この『かー!』というところが息切れして最近短くなってるんで、意識的に長くしてみました。ユーチューブ、10万人ということでありがとうございます」と感謝のコメント。さらに「もうすぐ80に手が届きますけど、歳のことはあんまり考えたことはなかったですけど、こうして入院して健康に勝ることなしということで」と話した。

4都府県の緊急事態宣言延長が決定的となる中「表にも出られない、大声を出しちゃいけない、人に寄ってはいけない…、歴史の中でこんなことなかったと思いますが、時代時代に何が起こるか分からない。一寸先は闇という言葉がありますが、一寸先はハプニングにしていい方に展開するように」と願いを込めた。

さらにアップした2日前がこどもの日ということもあり、幼少期を過ごしたブラジルに思いを馳せると「またそういう昔の(思い出の場所など)ここ行きたい、あそこ行きたい、あそこの肉はうまかったとかね。そんなのが、みんなと一緒に旅ができたらいいなあと思いながら」。最後は「小さな夢、大きな夢、いろんな夢を絵に描いてまた、みんなと一緒にいい人生を。俺の人生を振り返った時に『ああ、俺も良かったなあ』と思えるような一生を終えれば最高かなと思います」と話し、「1、2、3、ダー!」と笑顔でこぶしを突き上げていた。

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