新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は7日、市内に住む90代の男性が死亡したと発表した。また、10歳未満~90代の男女64人の感染を新たに確認した。80代の女性が重症、90代と80代の男性2人が中等症、61人が軽症または無症状。32人の感染経路が分かっていない。
市によると、亡くなった男性は4月13日に自宅で発症。16日に病院を受診し、陽性が確認されていた。高血圧や慢性腎臓病、脳梗塞の基礎疾患があったという。5月4日に新型コロナ感染症のため死亡した。
部員5人が感染した横浜市大の運動部関連では、新たに学生1人の陽性が判明。市はクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。部活動での練習のほか、野外や室内で飲食したことが感染経路と考えられることから、同大は接触のあった部員ら学生約60人を対象に検査している。
市内のクラスター関連では、通所介護施設で利用者1人の感染が確認され、感染者は8人となった。
市が6日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜更新)。
▽鶴見区=1809人▽神奈川区=1515人▽西区=833人▽中区=1569人▽南区=1843人▽港南区=1426人▽保土ケ谷区=1148人▽旭区=1335人▽磯子区=1062人▽金沢区=1005人▽港北区=2175人▽緑区=932人▽青葉区=1651人▽都筑区=1040人▽戸塚区=1401人▽栄区=473人▽泉区=696人▽瀬谷区=566人▽市外=1464人