女子ゴルフの「ワールドレディスサロンパス杯」２日目（７日、茨城・茨城ＧＣ東Ｃ＝パー７２）、１１位から出た黄金世代の高橋彩華（２２＝東芝）がコースレコードタイの６５をマーク、通算９アンダーで単独首位に浮上した。
１、２番を連続バーディーで滑り出した高橋は「早い段階で伸ばせたので予選カットを気にせず、伸び伸びできたのが良かったです」。初日に４つのボギーを叩いたこともあり「ボギーを打たないように心がけました」。８バーディー、１ボギーという内容だった。
今年に入り、首位で最終日を迎えた試合が２度あったが、初優勝には届かなかった。勝ちたい気持ちが高まるなか「母から『毎週トップ１０が目標でいいじゃない』と言われて、重苦しさが減ったというか、気楽にゴルフができています」。必要以上に自分にプレッシャーをかけることがなくなった。
今週はシーズン中の拠点とする千葉県内の自宅からコースに通う。毎日、母の手料理が食べられるのに加え「父が新潟（の実家）から犬を連れてきてくれて、なごめています」とリラックス効果は大。両親のサポートを受け、今度こそ初優勝を手にする。
