女子ゴルフの国内メジャー「ワールドレディスサロンパス杯」2日目(7日、茨城・茨城GC東C=パー72)、ツアー未勝利の臼井麗香(22=ディライトワークス)が5バーディー、ノーボギーの67をマーク、首位と1打差の通算8アンダー、2位と好位置につけた。
序盤の11番から3連続バーディーの快進撃。3ホールのバーディーパットはすべて1㍍以内と「今週からフィニッシュを取るように意識しています」というショットが冴えた。
カチカチの腹筋が自慢の筋肉女子。「オフから新しいトレーナーさんに代わって、ウエートよりも地味なトレーニングを多くやるようになりました。私に合っているみたいで全体的にさらに筋肉がついたと思います」。
ウエアからのぞく太ももなど、見た目にも変化は明らか。以前は「私、お水っぽいって言われるんですよ」と苦笑いで話していたが「最近はたくましくなったって言われるようになりました」。パワーアップを周囲も感じているようだ。
9アンダーで首位に立った高橋彩華(22=東芝)とは仲が良く、この日もすでにホールアウトしていた高橋に「ナイスプレー」と声を掛けてからスタートした。
チャンスがありながら勝てていないという意味では似た者同士。「お互いにいいプレーをして、いい結果を出したいですね」。黄金世代10人目のVへ、さらなる切磋琢磨が続く。