日本ハムの元気印・杉谷拳士内野手(30)が今季初安打を貴重な先制アーチで決めた。
コロナ禍のチームは7日の楽天戦(札幌ドーム)が5試合ぶりの活動再開。この重要な試合で躍動したのが「1番・二塁」でスタメン出場した杉谷だった。
0ー0で迎えた3回二死の第2打席、杉谷は楽天先発・涌井の136キロシンカーを叩き右中間に今季初安打となる1号先制弾を放り込んだ。相手の涌井にとっては今季7試合、44イニング目での初被弾となった。
杉谷は「今シーズンの1本目が出て良かったです。涌井さんという好投手から長打を打てたことが大きいですし、次の打席にもつながると思います。やっと開幕できた(初安打が出た)ことで、さらに気持ちを高めて戦えます。この後も自分らしく、魂込めてプレーし、勝利に貢献できるよう頑張ります」と声を弾ませていた。