「夜の街危険」誤解生む 県内関係者 業態非公表に不満

 宮崎市などでクラスター(感染者集団)の発生が相次いでいる「接待を伴う飲食店」について、県や市が業態を明らかにしないことに飲食店から不満の声が上がっている。接待を伴う飲食店として、県はクラブやキャバレー、スナックなどを想定しているが、明確な定義はない。飲食店のクラスター発表時は業態を非公表とするケースもあり、飲食店関係者は「全ての業態が危険だとの誤解を生む」と公表を求め、専門家は「感染対策の参考になりづらい」と指摘する。

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