ソフトバンク「ノーアウトで得点圏」5度訪れるも完封負け… 本拠地で西武にいまだ勝てず

8回二死一・三塁で空振り三振のソフトバンク・甲斐(左は柳田)

ソフトバンクは8日の西武戦(ペイペイ)に0―2の完封負けを喫した。加入2度目の先発となったマルティネスが7回2失点と力投するも、打線が再三の好機を生かしきれなかった。「ノーアウトで得点圏」の好機が実に5度あったが、スコアボードには「0」が9つ並んだ。

相手失策などもあり「無死二塁」は2回、4回、6回と3度と訪れ、「無死一、二塁」も7回と9回の2度巡ってきてきた。

工藤公康監督(58)は敗戦後「執念というか、なんとかするぞという思いを持って戦うことが大事。今日のノーアウト二塁とかね…。(小久保)ヘッドとも話をしながらやっているが、そういう気持ちを出させるサインよりも、ある程度フリーに打たせる方がいいという話をしている。結果の責任は我々が取るもの。選手はしっかり準備をして入ることが大事」と努めて冷静に語った。

今季ここまで本拠地での西武戦は5戦未勝利。嫌な流れを日曜日のカード最終戦で断ち切りたい。

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