和歌山県は8日、19人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。和歌山市在住の90代男性の死亡も確認した。
亡くなった男性はクラスター(感染者集団)に認定されている和歌山市にある病院の入院患者。
新規感染者の保健所管内別では、和歌山市7人、橋本4人、岩出3人、田辺、湯浅、海南が各1人、県外2人。
田辺管内の50代女性は、すでに感染が発表されている知人と食事などをした。同管内の介護老人福祉施設に勤務しており、県は施設の利用者21人と職員6人を検査する。
県外の2人は、大阪府に住所がある70代男性と60代女性の夫婦。1年ほど前から田辺管内で生活しているが、大阪府と行き来していることから、県は大阪由来の感染とみている。
感染者の累計は2342人で、このうち新たに4人が変異株によるものと判明。変異株感染者は512人となった。