9日(日)は北日本では大気の状態が不安定で急な雷雨のおそれがあるほか、沖縄・奄美でも非常に激しい雨が降る可能性がある。西・東日本はよく晴れる見込みだが、黄砂には引き続き注意が必要だ。
西～東日本は晴天も黄砂・PM2.5の影響続く
あす9日(日)は西から高気圧が移動してくるため、西日本と東日本では晴れる見込み。 日差しを受けて日中の気温は25℃以上となる所が多く、東京では今年最高となる28℃まで上がる予想。まだ暑さに体が慣れていないため、熱中症に用心したい。
また、9日(日)にかけても黄砂やPM2.5の濃度が高い状態が続く予想のため、特にアレルギーや呼吸器系などに疾患を持つ方は注意が必要だ。
北日本は急な雷雨に要注意、沖縄・奄美も激しい雨のおそれ
北日本は低気圧が近づく見込みで、上空に強い寒気が流れ込むため大気の状態が不安定となる。特に北海道や東北北部では昼前から夜にかけて急な激しい雨や落雷・突風・ひょうなどに注意。
また、すでに梅雨入りしている沖縄・奄美では梅雨前線の活動が活発になる見込み。非常に激しい雨や落雷などに注意が必要となる。
来週中ごろは西日本で大雨の可能性あり
来週は10日(月)こそ晴れる所が多いものの、その後は雲が広がりやすい見込み。
特に12日(水)～13日(木)は湿った空気が流れ込む影響で、西日本で大雨となる可能性がある。今後の最新情報の確認に努めたい。
北日本では天気の大きな崩れはない見込みだが、最高気温は平年より低い日が多くなりそうだ。（気象予報士・佐藤俊和）
