女子ゴルフの「ワールドレディスサロンパス杯」3日目(8日、茨城・茨城GC東C=パー72)、大会初の10代Vがかかる西郷真央(19=大東建託)が2バーディー、1ボギーの71で回り、首位と3打差の通算9アンダー、2位につけた。
最終18番パー5で下りの4メートルのチャンスを決めた西郷はガッツポーズに続いて安どの表情。それほど、ようやく入ったバーディーパットだった。
「前半も2~3メートルにチャンスがあったんですけど、なかなか入らなくて、後半の出だしの10、11番では1メートルのバーディーパットを続けて外してしまって…」。動揺から12番は3パットのボギーと崩れかけたが、13番でバンカーからパーをセーブし、気持ちを立て直した。
「明日はやるべきことをしっかりやって、今日はミスと不運が重なって気持ちが乱れてしまったので、もう少し早めに切り替えられるように頑張りたいです」。
今大会の最年少優勝は前回2019年大会の渋野日向子(22=サントリー)の20歳178日。3打差を逆転し、年少V記録を塗り替える。