【ワールドLサロンパス杯】西村優菜2位浮上 国内メジャー3度目の最終日最終組「平常心で回りたい」

3打差の2位と、優勝を狙える位置につけた西村優菜

女子ゴルフの「ワールドレディスサロンパス杯」3日目(8日、茨城・茨城GC東C=パー72)、6位から出た西村優菜(20=スターツ)が3日連続の69をマーク、首位と3打差の通算9アンダー、2位に浮上した。

プロ入り後、4度目の国内メジャーで3度目の最終日最終組。首位から出た昨年9月の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」は崩れて7位、1打差を追って2位スタートの「ツアー選手権リコー杯」(昨年11月)も3位だった。

「選手権は自分の中で戦い方が分からなくて真っ白になってしまった部分があって、リコーは逆に気持ちが入り過ぎて前半で落としてしまいました。その2試合が気持ちの面でしっかりつながってくればいいのかなと思います」。まずは大会前に掲げた4日間60台の目標に向かってプレーするつもりだ。

最終日は母の日でもある。「すごく陽気な母で私がネガティブになったときに支えられています。今年成績が出なかった時も母は〝なんとかなるよ〟って。そういう気持ちも必要なのかなと思いました」。3度目の正直で国内メジャーを制し、結果で母に恩返しをする。

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