選考委員が解説!「ぼったくり男爵」流行語大賞受賞の可能性と意外な“ライバル”

バッハ会長(ロイター)

漫画家で「新語・流行語大賞」の選考委員でもあるやくみつる氏(62)が8日、TBSラジオ「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」に出演。巷で流行語大賞受賞が期待される「ぼったくり男爵」について語った。

「ぼったくり男爵」は米ワシントン・ポスト紙が、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長らを揶揄した言葉。トレンドワードになるほど日本人の心をとらえ「今年の流行語大賞に輝くかも」「授賞式にはバッハさん呼ばないと」とネットでは盛り上がりを見せた。

これにやく氏は「『ぼったくり男爵』。強いワードが出ましたよね。なんか世の中の人もこれを流行語大賞狙わせるとか、そんな(雰囲気だけど)…、私もうかつに私見を言えないわけです」と言葉を濁した。

一方で5月に入り候補が「そろそろ出揃ってはきてる」といい「『まん防』が強いわけですよ。あと『路上飲み』とか、『変異ウィルス』もありますけど。『まん防』が今のところ、深刻な事態のわりに言葉の響きが間抜けだったりして、結構有力かなと。あと大谷(翔平)の『リアル二刀流』ね。いろいろ出てきてる中での、『ぼったくり男爵』ですよね」と言及した。

その上で東京五輪が開催されれば、選手の発言などに「期待はある」とも述べた。

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