FW浅野拓磨のパルチザン退団理由は “家賃滞納” か 「クラブの不真面目さに不満を感じた」 

活躍とは裏腹に「冷遇」されていた?FW浅野拓磨

セルビア1部パルチザンを退団した日本代表FW浅野拓磨(26)が思わぬトラブルに巻き込まれていたようだ。

同国紙「Alo!」は「浅野がパルチザンを退団した理由を明らかにします」との見出しを立てた上で、クラブ側が浅野の住居の家賃を滞納したことが原因と報じた。

続けて「私たちの情報によると、浅野は家賃の未払いで大家から迫害されていた。他の外国人選手と同じように、クラブは浅野に安全な住居を提供していたが、大家が現れて支払いを要求するようになり、浅野はクラブが家賃を滞納していることに気づいた」と伝えた。

その後、浅野はすぐさまクラブに連絡したというが、担当者は要求を複数回にわたって無視。「クラブの不真面目さに不満を感じた浅野は、これ以上苦しむのを望まなかった。なので、浅野がこれらの理由で新たな一歩を踏み出すことを決めたのは当然のこと」と説明した。

さらに、JI広島時代から浅野を知る日本代表の森保一監督(52)の「拓磨が他人を裏切ったりチームを裏切ったりするような人間ではないことは、今までの付き合いからあり得ないと思っている」との発言を引用し「浅野が理由もなく、気まぐれでチームを去るような人間ではないことは、母国の指導者の発言からも分かる」と浅野を擁護した。

ドロ沼化しつつある浅野の退団問題。果たして、いつになったら解決への道が見えるのだろうか。

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