FRONTEO「会話型 認知症診断支援AIシステム」で被験者と医師の会話データ解析を開始

神経心理学的検査の解析結果と比較して実用可能か確認

株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が4月30日から、「会話型 認知症診断支援AIシステム」で被験者と医師の会話データ解析を開始していると、同日に発表しました。

FRONTEOは4月26日から「会話型 認知症診断支援AIシステム」の臨床試験を開始しており、その中で被験者と医師の会話データ解析を実施。同システムでの問診時の会話テキストデータ解析結果と、神経心理学的検査の結果を比較し、臨床現場で神経心理学的検査の代わりとして実用が可能か確認していきます。

専門医以外の医師でも認知症の診断が可能に

従来の神経心理学的検査では、専門医以外の医師では認知症診断が難しく、検査に時間がかかることから、医療従事者と患者に大きな負担がかかっていました。

認知症診断を「会話型 認知症診断支援AIシステム」で代替できれば、患者の受診機会の拡大だけでなく、認知症の早期発見・早期治療につながると考えられています。

FRONTEOは、認知症の早期発見や重症化抑制のほか、医療従事者及び患者の精神的・経済的負担の軽減にも寄与する同システムの早期製造承認取得を目指しています。

(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)

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株式会社FRONTEO プレスリリース

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