メドベージェフ 敗戦後はあのファーストフードがお約束

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「全豪オープン」でのメドベージェフ

新型コロナウイルスへの感染により出遅れたものの、「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月2日~5月9日/クレーコート)でクレーコートでの今季初勝利を挙げた世界ランキング3位ダニール・メドベージェフ(ロシア)。彼はライフスタイルを見直したことがキャリアの飛躍につながったと語りつつも、25歳の今でもあるファーストフード店だけは止められないことを明かした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

3年前、メドベージェフはATPランキングでトップ50にも入っていなかった。当時の彼にとっての目標は、「ATP1000 マドリード」やグランドスラムのような大きな大会で勝つことよりも食生活を正し、試合後のルーティンを改善すること。好物のクロワッサンを減らしてお粥を増やすことだった。しかし、世界トップクラスまで上り詰めた現在も、あるファーストフードだけは食べ続けているという。

「試合に負けた時や、大会を終えた後はだいたいマクドナルドに行くんだ。ロシアのマクドナルドはアメリカやヨーロッパと違って美味しいんだよ。なぜだか分からないけど食べたくなる。大抵、食べてから後悔するけどね。試合に負けた時や落ち込んだ時にアイスクリームを食べる人がいるけど、僕の場合はマクドナルドなんだ」

メドベージェフはもちろん大会中にはファーストフードを食べない。本人もその選択は後悔していないようだ。

「21歳くらいまでは細かいことにまで気を配っていなかった。他のところで何をしようと、テニスには影響ないと思っていたんだ。でも生活の全てをテニスに捧げるようになってから、早く寝て、身体にいいものを食べるようになった。オフの日には10キロも歩いてビーチに行ったりしないで、次の日の練習に向けてしっかり休む。そういうことを始めたら結果が出るようになったから、後悔はしていないよ」

オフコートでの他の話題について、迷信深いかを聞かれたメドベージェフは「少しだけ」と答え、多くの選手にとってそれは単純にルーティンワークによるものだと話した。

「いいプレーをするためにはいいリズムが必要になる。そしていいリズムを作るために必要なのはルーティンだ。それを迷信と考えることもできるんじゃないかな」と説明したメドベージェフは、勝った試合の前に行ったルーティンをその後も願掛けのように続けることを例に挙げている。

「ATP1000 マドリード」の初戦で世界49位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を下したが、続く3回戦で第16シードのクリスチャン・ガリン(チリ)に敗れたメドベージェフ。敗戦後はまたファーストフードを楽しんだのかもしれない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのメドベージェフ
(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)