仏軍艦トネールとシュルクーフ 佐世保入港 11日から日米と共同訓練

佐世保港に入ったフランス海軍の揚陸艦「トネール」(左)とフリゲート艦「シュルクーフ」=佐世保市、倉島岸壁

 フランス海軍の揚陸艦「トネール」とフリゲート艦「シュルクーフ」が9日、佐世保に入港し、長崎県佐世保市干尽町の海上自衛隊倉島岸壁に接岸した。
 同市大潟町の陸上自衛隊相浦駐屯地と、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島演習場で11~17日、陸自とフランス陸軍、米海兵隊による共同訓練が予定されている。2隻は補給やフランス陸軍部隊を運ぶため佐世保に寄港した。
 海自佐世保地方総監部によると、新型コロナウイルス感染対策として、2隻の乗組員は2回のワクチン接種を完了。PCR検査で全員の陰性を確認しており、入港後も海自佐世保基地外に出ない。乗組員数は非公表とした。


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