長崎県佐世保市船越町の九十九島動植物園（森きらら）で「春のローズフェスティバル」が開かれ、約250品種900株の色鮮やかなバラが来園者の目を楽しませている。30日まで。
同園には広さ約3千平方メートルのバラ園があり、赤や白など色とりどりの花が咲き誇っている。同市オリジナルの品種で、夕日をイメージした「九十九島サンセット」や、ピンクの大輪が特長の「プリンセス森きらら」も見ごろを迎えている。
夫婦で来園した同市松瀬町の岩﨑國治さん（76）は「多くの品種が丁寧に管理されている。（新型コロナウイルス感染症予防のため）遠くへ行きにくい中、地域にこうした施設があるのは幸せ」と笑顔で話した。
期間中には品種の人気投票を開催。26、29両日には対州馬が園内を散歩し、先着99人に花の種をプレゼントする。問い合わせは同園（電0956.28.0011）。
