【夏場所】無観客の初日…大関正代「違和感があった」貴景勝「力を発揮するしかない」

夏場所は無観客で初日を迎えた

大相撲夏場所(東京・両国国技館)は9日、政府が東京都に発出した緊急事態宣言により無観客開催で初日を迎えた。無観客は大阪で開催された昨年春場所以来で、国技館では初めて。大規模イベントの人数制限が緩和される4日目(12日)からは観客(上限約5000人)を入れる。

大関正代(29=時津風)は「去年の3月以来で慣れていると思ったけど、違和感があった。(国技館は)他の地方場所に比べて大きい。音の響き方も3月場所(大阪)と違った」。大関貴景勝(24=常盤山)は「(有観客との違いを)感じるところはあるが、自分たちは力を発揮するしかない。お客さんがいっぱいいたほうがいいけど、こういう状況なので一生懸命やりたい」と語った。

また、照ノ富士は「(会場に来れなくても)テレビの前で見て応援してくれていると思っている」とした上で「(観客を入れる4日目以降は)身近で見て盛り上がってくれたら」と話した。

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