元世界王者が選ぶ、最も印象的なラケット破壊王とは

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アメリカのテニスリーグでプレーするロディック(2017年のもの)

元世界王者のアンディ・ロディック(アメリカ)が、ロジャー・フェデラー(スイス)への嫉妬心や思い出の大会、好きな食べ物やテニスのアドバイスなど、ファンから寄せられた様々な質問に答えている。米テニスメディアTennis Channelの公式Twitterに投稿された動画インタビューを、テニス関連ニュースサイトTennis Headが紹介した。

2003年の「全米オープン」など32つのタイトルを獲得したロディックは2012年に現役を引退。そんな彼が「最も緊張した瞬間は?」という質問に対してフェデラーを例に挙げて答えている。

「ロジャーに嫉妬していたことの一つは、彼が試合前でも常にリラックスした様子で自分のルーティンをこなしていることだったな」と、ロディックは笑いながら回想。「僕は真逆だった」と話す彼は、今も昔と変わらず緊張しやすいタイプだという。なお、ロディックはフェデラーとは24回対戦し、戦績は3勝21敗。

数ある優勝の中でも思い出深いのは2007年に米ポートランドで決勝が開催された「デビスカップ」だとロディックは明かした。レジェンドのジョン・マッケンロー(アメリカ)がキャプテンとして率いたアメリカチームは決勝でロシアを制して優勝。国の代表としてチームが一致団結し、多くの人が支えてくれたことが印象的だったと話す。

ロディックはさらに「ATP1000 マイアミ」についても振り返った。2004年と2010年に優勝しており、後者では準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を下している。だがそれ以上に嬉しかったのは、2001年に経験したピート・サンプラス(アメリカ)との初対戦。若干18歳の自分が憧れのサンプラスに勝利した時の喜びを熱く語った。

そして、一番のラケット破壊王は誰かという質問に対して、ロディックは独自の理論を展開。ラケットを破壊することで最も有名なのはマッケンローだと認めながらも、それは回数の多さに限ってのことだとした。量よりも質においては、一発での破壊力が高いマラト・サフィン(ロシア)の右に出る者はいないと断言。また別の基準、普段の優しい雰囲気とキレた時のギャップが大きいからだとして、元世界5位のフェルナンド・ゴンサレス(チリ)も挙げている。

(テニスデイリー編集部)

※写真はアメリカのテニスリーグでプレーするロディック(2017年のもの)
(Photo by Gilbert Carrasquillo/Getty Images)