中川大志が最高に間が悪い殺し屋に!「ボクの殺意が恋をした」で地上波GP帯連ドラ初主演

中川大志が、日本テレビ系で7月スタートの連続ドラマ「ボクの殺意が恋をした」(日曜午後10:30=読売テレビ制作。開始日未定)で地上波のゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演を務めることが分かった。中川は「『いつかゴールデンタイムで主演をやりたい』という思いは、この仕事に出合った小学生の頃から、一つの目標として持ち続けてきました。今このタイミングで、新しいステップにチャレンジできることを感謝しています。ここまで、自分の引き出しに何を入れられてきたかは分かりませんが、片っ端から開けて挑んでみたいと思います。正直ビビりまくっていることは、うまいこと隠していきたいです」と語っている。

ドラマは、身体能力100点、ルックス100点。でも、殺しの才能0点という最高に“間が悪い”殺し屋・男虎柊(中川)が、ターゲットを殺すどころか恋してしまう、殺意と恋が入り混じるスリリング・ラブコメディー。脚本は、映画「飛んで埼玉」「かぐや様は告らせたい」やドラマ「ルパンの娘」(フジテレビ系)などの徳永友一氏が手掛ける。

柊は、自分の育ての親・男虎丈一郎が、“伝説の殺し屋”とは知らずに育つが、その丈一郎が何者かに殺されたことで日常が一変。育ての親の敵を討つために殺し屋家業を継ぐことを決意する役どころ。

用意周到に暗殺ターゲットの鳴宮美月に近づくが、殺し屋としての身体能力は申し分ないにもかかわらず、自らの間の悪さが災いして、殺そうとしても、どうしても殺せない。逆に、危険が迫るターゲットを守ってしまうことに。そして、恋に落ちてはいけない(落ちるはずもない)2人の関係がまさかの恋に発展!? そして暗殺ターゲットの彼女には他人には言えない“ある秘密”があった。“殺し屋”と“ターゲット”という、ロミオとジュリエット的な禁断の恋の行方は? 柊はターゲットを殺害できるのか?

中川は役作りについて「“殺意”と“恋”を共存させるという難しいチャレンジを成立させるためには、柊というキャラクターをどう育てていけばいいか、うれしい悲鳴を上げながら、台本と向き合っています。殺したいのに肝心なところでヘマしてしまう間の悪さ、しまいにはターゲットに心ひかれてしまうピュアさを大切に、視聴者の皆さんが『こいつまたやっちゃったよ』とテレビの前で笑ってあきれてくれるような、いとおしい男の子にしたいなと思っています」とコメント。

そして「僕は幼い頃から、たくさんのドラマに胸を躍らせて、待ちきれない1週間を過ごして育ちました。先の見えないこんな今だからこそ、明日が、1週間後の今日が、少しだけ楽しみになるような、そんな時間を作りたいです。楽しい夏にします。待っていてください!」と呼び掛けている。

ドラマを手掛ける中間利彦プロデューサーは「昨年4月のステイホーム期間中に、脚本家の徳永友一さんと練り始めたオリジナルドラマです。閉塞感が漂うこんな時だからこそ、家族みんなでドキドキしながら笑って見られる刺激的なラブコメを作りたい!と思い、企画を練り上げてきました。『最高に間が悪い殺し屋』と『暗殺ターゲットのミステリアス美女』という両極端の2人が、“殺したいほどの憎しみという枷”をどうやって乗り越えていくのか?殺意が恋にどう変わっていくのか?…を、コメディー&ラブを織り交ぜて描きます。それだけではなく、あっと驚く謎まで仕込んでます」と作品を説明し、「正直かなり振り切ったラブコメです。なかなかハードルが高いものを目指してますが、なかなか新しいドラマになる予感でいっぱいです。ご期待ください」とメッセージを寄せている。

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