五輪開催巡る署名合戦 竹田恒泰氏が宇都宮健児氏に「都知事選に向けたウオーミングアップ」とこき下ろす

竹田氏にケンカを売られた宇都宮氏

東京五輪の中止ムードが増していくなか、開催を支持する署名を呼びかけた政治評論家の竹田恒泰氏(45)が開催中止を訴える署名活動の呼びかけ人となっている弁護士の宇都宮健児氏(74)を猛口撃した。

10日にDHCテレビ「虎ノ門ニュース」に出演した竹田氏は「宇都宮健児氏でしたっけ? 共産党に担がれていつもつまんない都知事選に出てにぎやかしをやっているクソジジイですよ。今回の彼が立ち上げた署名サイトも完全に次の都知事選挙に向けた政治的なウオーミングアップ。冗談じゃないですよ!」とコキ下ろした。

宇都宮氏はすでに30万人を超す署名を集め、五輪中止の機運を高めている。元JOC会長を父に持つ竹田氏も黙っておられず「向こうは組織でやっているけど、私は1人。開催と開催中止でVSになっている。今は2万7000人くらいだけど、しっかり声は上げないといけない」と対抗心をにおわせた。

さらに「どういうふうにしたら盛り上げれるのかを考えないといけない。反対の人だって始まれば見るし、感動もするでしょ。やったらやったで〝よかった〟ってなる。これだけ我慢してきて心の健康を取り戻すことが大切。五輪は日本人に必要だし、世界はもっと必要。やるな、なんて冗談じゃない」と正当性を訴えた。

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