牛丼大手の松屋フーズHD 14期ぶりの最終赤字、外出自粛など来店数減で

 

 牛丼チェーン「松屋」などを運営している(株)松屋フーズホールディングス(TSR企業コード:291777406、東京都武蔵野市、東証1部、以下松屋フーズHD)は、2021年3月期連結決算が2007年同期以来、14期ぶりの最終赤字だった。新型コロナの影響で、外出自粛やテレワークなどで来店客数の減少が影響した。

 5月10日に発表した2021年3月期の連結決算は、売上高944億1000万円(前期比11.4%減)、営業利益16億8300万円の赤字(前期50億7900万円の黒字)、当期純利益23億7600万円の赤字(前期26億400万円の黒字)だった。

 松屋フーズHDは、2022年3月期(連結)の業績予想を未定としている。

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