オリンパス、呼吸器インターベンション分野の医療機器メーカーと買収契約を締結

地域統括会社OCAを通じたVMT社の買収契約を締結

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)が、アメリカの呼吸器インターベンション分野の医療機器メーカーと買収契約を締結したと、12月4日に発表しました。

オリンパスは、呼吸器インターベンションの医療機器メーカーであるVeran Medical Technologies社(以下、VMT社)の株式を、地域統括会社OCAを通じて100%取得する契約を締結。買収によりVMT社の電磁ナビゲーションシステムなどといった先進医療技術と、オリンパスの気管支鏡とのシナジーによって、呼吸器疾患の早期診断などに寄与していくとしています。

気管支末梢部へスムーズに到達すること支援

VMT社の電磁ナビゲーションシステムは、気管支鏡や処置具が気管支末梢部へスムーズに到達することを支援するものです。

オリンパスはVMT社の買収によって、呼吸器事業の製品ポートフォリオの強化や、双方の強みの補完になり、ポリープ切除用のスネア開発や外科用デバイスの開発を行う治療機器事業の拡大にもつながるとしています。

なお、今回のVMTの買収金額は3億4,000万ドルになると想定されています。

(画像はオリンパス株式会社 ホームページより)

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オリンパス株式会社 プレスリリース

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