「奄美・沖縄」世界自然遺産へ ユネスコ諮問機関、登録を勧告 「屋久島」に次ぎ鹿児島2例目

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奄美大島と徳之島にのみ生息する国の特別天然記念物アマミノクロウサギ=4月27日、奄美市住用

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際自然保護連合(IUCN)」は10日、政府が世界自然遺産に推薦した「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」について、世界遺産への登録を勧告した。環境省が同日発表した。7月16〜31日にオンラインで開かれるユネスコ世界遺産委員会の審査で、正式に登録が決まる見通しだ。

 「奄美・沖縄」は2018年5月にIUCNから「登録延期」の勧告を受け、再挑戦していた。登録されれば、日本の世界自然遺産は、11年の「小笠原諸島」(東京都)以来10年ぶり5件目。鹿児島県は1993年の「屋久島」に続く2件目で、国内で唯一、複数の世界自然遺産がある都道府県になる。

「奄美・沖縄」の世界自然遺産候補地
湯湾岳の麓に広がる世界自然遺産候補地の森=宇検村の湯湾岳展望台から撮影