胎内市の養老牧場「松原ステーブルス」、引退後の競走馬を救うためクラウドファンディングを続行

松原ステーブルス牧場前

新潟県胎内市の引退馬と仲間の動物たちが暮らす養老牧場「松原ステーブルス」は、これまで殺処分されてしまう引退馬を救い、様々なイベントなどを通して子どもたちや地域の方々に馬を好きになってもらいながら命の向き合い方を体感し学べる場を提供してきた。

このたび、事業をさらに推し進めるためNPO法人を立ち上げ、クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」にて支援プロジェクトを実施している。既に目標金額の350万を達成したが、さらなる挑戦として14日までプロジェクトを続行する。

同牧場のオーナーである松原正文氏は、16歳で新潟競馬の騎手となり、騎手を引退後は調教師を経て、松原ステーブルスの立ち上げに至る。人生のほとんどを馬とともに過ごしてきた松原氏は、馬に対する感謝の気持ちから、「一頭でも多くの引退競走馬が寿命を全うできるように」という一心で、これまで15年もの間、松原ステーブルスを運営してきたという。

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松原ステーブルス 公式サイト

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