2代目『MINIクロスオーバー』に初のガソリンエンジン搭載車“バッキンガム”を追加設定

 2017年に現行の第2世代モデルへと進化してい以降、クリーンディーゼルを軸にプラグイン・ハイブリッドなどを展開してきた『ミニ・クロスオーバー』に、高効率なガソリンエンジン搭載の新グレード『MINI Crossover Buckingham(クロスオーバー・バッキンガム)』が登場。5月7日より発売開始となっている。

 現行の“F60型”に世代交代して以降、Cセグメントの上級クロスオーバーに成長しているミニ・クロスオーバーは、日本市場ではクリーンディーゼル搭載モデルを主軸に、プラグイン・ハイブリッドのミニ・クーパーS Eクロスオーバー・オール4や、ハイパフォーマンス・グレードのミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クロスオーバー・オール4などを展開してきた。

 さらに2020年秋には、主にエクステリアデザインを洗練させると同時に機能性を向上させるなど、モデルイヤー中期の熟成も図られている。

 そのラインアップに追加された今回のモデルは、最高出力102PS/3900rpm、最大トルク190Nm/1380-3600rpmを発生する直列3気筒1.5リッターの高効率ガソリンエンジンを搭載するエントリー・モデルに位置付けられる。

 ただし、その名称の『ミニ・クロスオーバー・バッキンガム』が象徴するように、専用品としてユニオン・ジャックをモチーフとした専用デザインのサイド・スカットルを装備し、リヤにも同車専用のステッカーを採用。装備面でも人気の高い新型マルチ・ディスプレイ・メーター・パネルや、ドライビング・アシスト、リヤビュー・カメラ、パーキング・アシスト等を標準装備するなど充実した装備内容となっている。

今回のモデルは、最高出力102PS/3900rpm、最大トルク190Nm/1380-3600rpmを発生する直列3気筒1.5リッターの高効率ガソリンエンジンを搭載するエントリー・モデルに位置付けられる
人気の高い新型マルチ・ディスプレイ・メーター・パネルや、ドライビング・アシスト、リヤビュー・カメラ、パーキング・アシスト等を標準装備する(日本仕様は右ハンドル)

■プラットフォームを共有するBMW X1&X2も一部仕様変更

 駆動方式はFFとなり、燃料消費率もWLTCモードで13.7km/Lと高い経済性を誇る『ミニ・クロスオーバー・バッキンガム』は、全車右ハンドル仕様で395万円(税込)だ。

 そのミニ・クロスオーバーとBMWブランドでプラットフォームを共有する『X1』と『X2』にも一部仕様変更が施され、『BMW X1 xDrive18d(エックスワン・エックスドライブイチハチディー)』では人気の高いオプション装備品を標準装備化することでより一層の魅力をプラス。

 トリム別のxLineとM-Sport、そして各Edition Joy+の全車にドライビング・アシスト・プラスと、ストップ&ゴー機能付ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)、運転席メモリー機能付の電動フロント・シートやオートマチック・テールゲート・オペレーションを追加装備した。

 また『BMW X2 xDrive20d(エックスツー・エックスドライブニーマルディー)』にも同様の装備追加を行なった上で、306PS/450Nmを発生する『BMW X2 M35i(エムサンゴーアイ)』ともどもワイヤレス・チャージングも標準とした。

 この装備変更を経た上で『BMW X1 xDrive18d』は467万~546万円(税込)に、『BMW X2 xDrive20d』は539万~564万円(税込)。そして『BMW X2 M35i』が705万円(税込)となっている。

『BMW X1 xDrive18d』には、ドライビング・アシスト・プラスと、ストップ&ゴー機能付ACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)、運転席メモリー機能付の電動フロント・シートやオートマチック・テールゲート・オペレーションを追加装備
306PS/450Nmを発生する『BMW X2 M35i(エムサンゴーアイ)』は、同xDrive20dともにワイヤレス・チャージングも標準とした

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