【ボクシング】緊急事態宣言延長も後楽園ホール開催は有観客開催へ

後楽園ホールに観客が戻ってくる(写真は昨年11月の中谷vsマグラモー戦=代表撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会による定例の新型コロナウイルス対策連絡協議会が11日に開催された。

新型コロナウイルスの第4波の影響で4都府県の緊急事態宣言が延長され、引き続き政府の方針に従うことになるが、協会の林隆治事務局長補佐は「今回の延期の中では緩和されたので、できる興行は有観客でやる」と語り、19、20、21日(後楽園ホール)などの興行は観客を入れた開催になるという。興行の終了時間についても営業条件の緩和により、午後8時から9時に移行される。

また、ジムに対して感染拡大防止を改めて徹底。「基本的なマスクや更衣室での会話を控えるなど改めて周知する。ジム内で感染が出始めているので、感染状況を把握し、具体的事例を提示するなど分かりやすい方法で喚起する」とした。

これまでPCR検査や計量会場となっていた東京・牧田総合病院がワクチン接種会場となり使用が困難となったことに伴い、今後の代替会場については「他の医療機関になるかJBC事務局を会場とするかなど一両日中に方向性が固まると思う」(JBC・羽生孝次中部地区事務局長)と発表した。

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