ロックバンド"ベランダ"金沢健央(ds)が、6月開催の自主企画を最後に脱退を発表

京都にて結成したロックバンド、ベランダ。京都のインディーシーンの中で徐々に注目を集め、ボロフェスやONE MUSIC CAMP、また、関東でもBAYCAMPやつくばロックフェスなど、特に音楽ファンからの定評の高いフェスへの出演を果たし、着実にファンを増やしている。 2018年に東京に拠点を移し、活動を重ねていた中、メンバーのコメントとともに金沢健央(ds)の脱退が発表された。コメントは下記のとおり。

この度、金沢健央は、2014年に結成したバンド“ベランダ”を脱退することとなりました。

前身バンドから含めるとちょうど10年。かなり長い時間をメンバーたちと過ごしてきました。

僕の人生の多くが、彼らと一緒にいたからこそ経験できたもので構成されています。

メンバーには感謝してもしきれません。

そのため正直寂しい思いもあるのですが、同時にこれからの生活にワクワクしています。

ベランダメンバーがいない自分はどんな人生を歩むのだろうか、と想像を膨らませる日々。まだまだ不安と期待の入り混じる旅のような、素敵な感覚です。

ライブハウスやCDやインターネットやその他色々な媒体で、ベランダと、そして僕と出会ってくれたあなた、本当に本当にありがとうございました。

僕は皆さんと音楽を通して出会えたことで、今自分なりにとても幸せな人生を歩んでいます。

今後もライブハウスなどでお話できるし、インターネットでも仲良くして頂きたいのですが、「ありがとう」「これからもよろしく」という挨拶の意味も込めて、最後にささやかなイベントを企画しました。

本当はこれまで出会ったすべての人に会いに行きたい気持ちなのですが、叶わず申し訳ありません。

来られる方も来られない方も、優しく見守って頂けますと幸いです。

以上、僕なりに誠実な愛を込めて、ご挨拶とさせていただきます。

──金沢健央(ds)

また、結成当時からのメンバーを送り出すため、東京と京都の2会場にて自主企画を開催することも発表された。 東京は下北沢BASEMENTBAR、京都はLive House nanoと、いずれも縁の深い会場で開催される。 現メンバーでの最後のステージとなる本企画。東京公演のオフィシャル先行および京都公演の予約受付は5月12日(水)18:00より。

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