俳優業でもステップアップを重ねるボイメンのリーダー・水野勝

名古屋発のエンターテインメント集団「BOYS AND MEN(ボイメン)」の水野勝、女優の剛力彩芽(28)、高畑淳子(66)が10日、都内で行われた映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(21日公開)の完成披露報告会に登場したことを、各スポーツ紙などが報じた。

葬儀社の青年(水野)が案内した終活フェアをきっかけに、離婚秒読みの熟年夫婦(橋爪功、高畑)が家族や友人を巻き込み、人生整理に動き出すヒューマンコメディー。剛力は夫婦の娘を演じた。

主演の水野は、大ベテランの橋爪と高畑との共演に、「小さい頃から見てきたお二人だったので恐縮だったし、緊張したけど、いざ現場に入ると、素晴らしい演技に自分を引き出してもらった」と感謝。

橋爪とは初対面の日に詰め寄られるシーンに臨んだというが、「こんな山場が初日に来るのか……というドキドキがあったんですけど、撮り終わった後に『いいんじゃないか。よく頑張ったよ』と言っていただいたので、その言葉で最後まで乗り切れました」と安堵の表情を見せたという。

名古屋生まれの水野は、大学在学中の2010年、別の大学のミス・コンテストのエスコート役を務めていたところを芸能プロのマネージャーにスカウトされ芸能界入り。

10月に同じ事務所の新人タレントであった勇翔とともにボイメンに加入し旗揚げ公演の初演に出演し、11年にボイメンのプロデューサーからリーダーに指名された。

「活動初期のメンバーの中では水野は後の方の加入であるため、リーダーに抜擢された当時は周囲の風当たりが強かったというが、持ち前の根性やコミュニケーション能力、リーダーシップを発揮してグループを1つにまとめ上げここまで発展させて来た。ほかのメンバーは水野に感謝している」(芸能記者)

グループ加入後の早期からテレビドラマや映画に出演するチャンスを与えられ、2016年にメ~テレなどで放送されたテレビドラマ「白鳥麗子でございます!」でヒロインの相手役を演じ、同年公開のホラー映画「復讐したい」で主演をつとめたるなど俳優としてもステップアップを重ねている。

ボイメンの歴史を知りたいファンは、メンバーたちが本人役で出演した同年公開の映画「BOYS AND MEN~One For All, All For One~」が必見だ。

© 株式会社ジェイプレス社