船井電機へのTOB成立

出版社の秀和システム傘下で再建

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 船井電機は11日、出版事業を手掛ける秀和システム(東京)の子会社による船井電機株の株式公開買い付け(TOB)が成立したと発表した。買い付け総額は約147億円で、秀和システムは議決権ベースで47.05%に当たる約1605万株を取得する。船井電機は主力のテレビ事業で苦戦しており、出版社傘下で再建を図る。船井電機株は上場廃止になる見通し。

 今回のTOBは、創業者の長男で、議決権ベースで34.41%の株式を保有する船井哲雄氏が、秀和システム側に持ち掛けた。秀和システムと船井氏を合わせた持ち株の議決権割合は80%超となり、船井電機は事実上秀和システムの傘下に入る。