【新型コロナ】横浜市ワクチン予約、11日は1時間半で上限に 17日朝に再開

 高齢者向け新型コロナウイルスワクチンの集団接種を巡り、横浜市は11日に再開した電話での予約受け付けが約1時間35分で予約枠の上限に達し、終了したと発表した。17日午前9時から新たな予約枠(計約8万2千件分)の受け付けを開始する。

 市健康福祉局によると、11日午前9時から電話で1110件分の予約受け付けを再開し、午前10時35分ごろに埋まった。10日に受け付けた分を合わせ、計2万7254件(6月28日~7月4日接種)の予約受け付けが完了した。

 17日から受け付けるのは、市内19カ所の「主会場」での約2万9千件(7月5日~同11日接種)と、新設された21カ所の「その他会場」での約5万3千件(6月7日~同27日接種)。70代以上の約68万人が対象。

 診療所などでの個別接種も今月17日から一部医療機関で予約受け付けを始め、今後段階的に規模を拡大していく予定。

 また、これまでは専用サイト用の予約枠が埋まっている場合は、システムに入ることができなかったが、5月11日からは毎日午前9時から午後11時59分までの稼働時間中であれば、サイトを利用するためのメールアドレスの事前登録などができるようになった。

 市担当者は「今後、個別接種の開始などで接種機会は拡大していく。焦らずに予約してほしい」と話している。

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