気迫の投球で踏ん張った。ＤｅＮＡの先発・大貫晋一投手（２７）が１１日の巨人戦（横浜）で先発マウンドに立ち、６回５安打２失点２四球、７奪三振。同点の６回裏に代打を送られ、勝敗はつかなかった。
ここ最近は背信投球の連続だった。４月２７日の広島戦（マツダ）で３回途中７失点でＫＯ、４日の中日戦（バンテリンＤ）でも３回８失点と２試合連続で大量失点を喫し、序盤で降板に追い込まれていた。
しかしこの日は立ち上がりこそ初回に梶谷、ウィーラーと２者連続の二塁打を浴びて先制点を許すも、その後は持ち直した。４回先頭でスモークに一発を浴びたが、慌てることなく力投を続けた
降板後の右腕は「立ち上がり簡単に得点を与えてしまったことが一番の反省点です。前回、前々回と悔しい登板が続いていたので、今日は最低限試合を作れたので良かったと思います。次回登板も今日のような投球を継続し信頼を取り戻したいです」と振り返っていた。
だが、チームは同点から９回に守護神・三嶋が２者連続のソロ本塁打を浴びて２－４で敗れ、３連敗。なかなか浮上のきっかけをつかめない。
