【夏場所】正代が跳んだ! 土俵際ギリギリの攻防で2勝目

突き落としで大栄翔に勝った正代(左)

大相撲夏場所3日目(11日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)は小結大栄翔(27=追手風)を突き落として2勝目を挙げた。

大関が跳んだ。相手ののど輪攻めに後退し、土俵際まで追い込まれると、左手で突き返して反撃。両者ともに土俵外に出た際には、正代が大きくジャンプしたような体勢になり、両足で着地した。その後は物言いがついたが、軍配通り白星を手にした。

〝ジャンプ〟の瞬間、大栄翔の足元を確認しているようにも見えたが、取組後は「自分もタイミングが同だったのかなと。あまり自信はなかった」と振り返る。

それでも勝ち越しが求められるだけに「こういうのも地道に積み上げてカド番を早い段階で脱出できれば」と正代。ここから連勝となるか。

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