「無事に帰って」 ハトレース140羽 飛び立つ 平戸から新潟、山形へ

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新潟、山形両県を目指して飛び立つハト=平戸市田平町

 ハトレース「羽越ブロック連盟平戸グランドナショナル(GN)レース」(実行委主催)が10日スタート。参加した140羽が長崎県平戸市を飛び立ち、千キロ以上離れた新潟、山形両県内の鳩舎(きゅうしゃ)を目指す。
 両県の日本鳩(はと)レース協会加盟者が育てるハト(1~5歳程度)が出場。例年、五島市を起点に開催しているが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。今年はスタート地点を平戸市に変更した。春先から複数の大会を経るごとに徐々に距離を延伸。今回の同市発の大会は、年間の集大成として最長距離が設定された。
 ハトの足にタグを装着し、飼い主の鳩舎にゴールした時間をタグのICチップで確認。所要時間と距離で平均の速さを割り出し、総合順位を決定する。成績は後日発表。
 10日朝、同市田平町のリゾートホテル、サムソンホテル駐車場で関係者がハトを放した。同協会によるとハトは日本海側を経由し飼い主のもとを目指すとみられる。スターターを務めた新潟市の本間新一さん(70)は「他のレースの結果は忘れてもGNの成績は忘れない。優勝すればヒーロー。自分も3羽を出場させた。無事に帰ってほしい」と話した。