雲仙・仁田峠 10万本のミヤマキリシマ 山肌に彩り添える

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遊歩道を彩るミヤマキリシマ=雲仙市、仁田峠

 長崎県雲仙市小浜町雲仙の仁田峠(約1100メートル)で、約10万本のミヤマキリシマが見ごろを迎えた。昨年に続き新型コロナ禍で行楽客は少ないが、赤やピンク、紫の花々が展望所周辺を彩っている。
 同市と県の花に選定されているミヤマキリシマはツツジの一種で、標高約700メートル以上の高所に群生。雲仙お山の情報館によると、例年よりも開花が早く、仁田峠では今週末ごろまでピークが続く見込み。さらに標高が高い妙見岳(1333メートル)は今月中旬に、国見岳(1347メートル)は同下旬に見ごろを迎えそう。
 昨シーズン運休した展望所発着の「雲仙ロープウェイ」は運行再開しているが、12日からは雨や曇りが続く予報。新型コロナ禍でロープウエー利用を呼び掛けられない中、同社の運行担当者は「天気まで悪いとどうしようもない」と気をもんでいる。

雲仙市小浜町雲仙の仁田峠でミヤマキリシマが見ごろを迎えた。赤やピンクのかれんな花々が緑の山肌に彩りを添え、新型コロナ禍の行楽客にひとときの安らぎを届けている