アイリス、岡山に新工場 25年操業、家電の国内生産強化

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 アイリスオーヤマは11日、同社としては国内最大級の自動倉庫を備える「岡山瀬戸内工場」(岡山県瀬戸内市)を2025年に新設すると発表した。総投資額は約100億円。同社が近年注力する家電の売り上げ増を受け、国内生産能力を強化する。新型コロナウイルスの影響を受けたネット通販の増加に対応し、西日本エリアの物流拠点としての機能も拡充する。
 同社の国内10カ所目の生産拠点。瀬戸内市が造成中の第2宮下産業団地約7万2000平方メートルのうち約6万1000平方メートルを取得し、鉄骨6階建て、延べ床面積約15万平方メートルの建屋を整備する。
 出入荷をコンピューター管理する自動倉庫は約8万パレット(荷台)を備える。従業員は200人。24年12月の着工、25年10月ごろの操業開始を予定する。
 岡山県庁であった立地表明式で、大山健太郎会長は「生活用品から家電メーカーへ大きく変身する中、ハイテンポで会社が成長し、供給面が逼迫(ひっぱく)している」と生産能力の向上を急ぐ狙いを強調した。
 新工場が手掛ける家電の品目は未定だが、大山会長はグループ内のサプライチェーン(供給網)を再構築する方針を明かした。角田工場(角田市)で生産するマスクの人気を例に「国産ブランドが効果を表す商品を国産化したい」と話し、中国が中心となっている家電生産の国内移管を進める考えを示した。